日記・コラム DIARY

今週はサウジアラビアに来ています

2020年02月27日

今週はサウジアラビアに来ています。そこで、JRAの競馬開催が今週から無観客で行われる決定を聞きました。目に見えないウィルスとの戦いですから、たくさんのファンの皆さんが集まることが予想される競馬場が、そうした自粛行動に踏み切らざるを得ないことをご理解いただきたいと思います。

気の毒に思うのは、29日の土曜日に引退式を予定している四位騎手のことです。ファンの皆さんに万感の思いを込めてのお礼を言いたかったはずなので、騎手会長としてどうにかフォローできないかとも思っているところです。とはいえ、彼も3月から調教師。新しい道で手腕を発揮することが一番の感謝の表明になると考えていることでしょう。なにはともあれ、お疲れ様と言いたいです。

サウジアラビアは、初めての来訪で、ボク自身16か国目の騎乗となります。マテラスカイ(サウジスプリント出走)の追い切りに乗りましたが、ダートコースの砂はドバイやアメリカに近いけど、それより深く、脚元に負荷がかかる感触でした。それは、マテラスカイには悪くないとも言えそうです。

今週はドバイに来ています

2020年02月20日

先週期待した、共同通信杯のマイラプソディは不可解な4着敗退。馬場状態とか、展開とか、様々な敗因が推定されていますが、走ってくれなかったというのがボクの実感です。あのディープインパクトでも「ポカ」としか思えない負け方をしていますし、馬ですから走らないときもあるんです。デビューから3戦、完璧な走りを続けてきましたから、4戦目でポカがあってもボクは悲観しません。後に引きずらない負け、とボクは考えています。

今週はドバイに来ています。日本時間の21日0時40分ごろのスタートになりますが、UAEオークスに松永幹夫厩舎のセランで参戦です。ラニと同じノースヒルズの生産馬で、厩舎も同じ。ここから米国のクラシック路線にはばたいた先輩の後を追えるような、そんな競馬を夢見ています。

そして、週末は京都と東京で騎乗。新型コロナウィルスの終息が見えていないだけに、ご来場いただくときには十分に備えられてください。ボクらジョッキーも、1日何回洗うんだろうぐらいの手洗い励行で気をつけています。

もっと成長した姿を

2020年02月12日

今年のボクのクラシックパートナーの最有力は、ここまで3戦3勝のマイラプソディ。今週の東京のメーン、共同通信杯に登場します。11月の京都2歳S以来ですが、しっかり乗り込んで仕上がりに不足はなさそうです。2週前、1週前の追い切りには声がかかりましたが、「今週はこっちでやっておきますから」と友道調教師。いい具合いに出来上がっている証拠だと、ボクは勝手に思っています。

今年はハーツクライ産駒の当たり年と言われており、ボクも同感ですが、その中でもマイラプソディは1番の存在でありたい。3歳初戦のここで2歳時の3連勝よりもっと成長した姿を見せることができれば、いよいよ大きな夢が広がってきます。そういう日曜日にしたいなと、切に思っています。

ビッグプランの発表

2020年02月05日

 今朝は、来週の共同通信杯を予定しているマイラプソディの追い切り。珍しくキーファーズ代表の松島正昭オーナーが栗東トレセンにいらっしゃっていたので、ボクも張り切って(といっても、いつも通りなのですが)乗ってきました。動きはバッチリ。先週もものすごくいい動きでしたし、放牧に出したことでさらに良くなっているのがわかります。来週の話ですが、クラシックに繋げなければいけないレースなので、そこは結果を求めます。

 松島オーナーがわざわざいらっしゃったのは、もう一つの目的がありました。これも珍しいことなのですが、スポーツ紙各社の記者を呼び寄せての発表があったのです。内容はボクもビックリ。ありがたいことこの上ない、ビッグプランの発表だったのです。

 昨年の凱旋門賞4着馬ジャパン(牡4歳、父ガリレオ、母Shastye、母の父ディンヒル、愛国エイダン・オブライエン厩舎)を、元々のオーナーであるクールモアグループと共有契約を締結したというのです。しかも今年の凱旋門賞の騎乗は武豊に、というリクエスト付きの契約だと言うのですから恐れ入ります。

 ジャパンは、インターナショナルS、パリ大賞典を勝ったG12勝馬で、英国ダービーでも3着に健闘した欧州のトップホースです。主戦はライアン・ムーアですから、共有オーナーのリクエストとはいえ、確実に実現するかはわかりません。それでも、こうしたお話をいただけただけで、涙が出るほどうれしいです。

 囲んだ記者の皆さんから「お値段は?」の質問が出ましたが、そこは松島さんが用意していたようで「オクセンマン!」と答えておられました。郷ひろみの大ヒットソング、「ジャパーン♪」にかけたそれで、ドッと沸いたのはもちろんです。

 アイルランドでも、今日の夕方ぐらいの時間帯でエイダン・オブライエン調教師の発表があるのだそうで、この日記も18時解禁ということで出させていただきました。