日記・コラム DIARY

平成から令和

2019年04月23日

今週末は天皇賞を中心に京都、東京、新潟の3競馬場で変則の3日間競馬が開催されます。ボクはどうするかというと、香港のクイーンエリザベス2世カップのディアドラ騎乗で日の丸を背負って頑張ります。明日、水曜日は現地で追い切りにも乗る予定です。

そして5月1日の令和初日は、そのままフランスに渡って元松永幹夫厩舎、現小林智厩舎のジェニアルに騎乗です。ミュゲ賞というG2重賞で、場所はサンクルー競馬場。大昔に勝ったことがあるレースで、入場者にスズランの小さな花束が配られていたことを思い出します。そうなんです。ミュゲはフランス語でスズラン。競馬をやっていると、単語の知識も増えていくのがうれしいですよね。

平成から令和をまたぐ時間は、ジェニアルの関係者の皆さんとパリで食事をするつもりです。何を食べるかはそのときまで決めないことが多いのですが、そのときだけは和食にしようかと話し合っているところです。もっとも、パリでは平成も令和も関係ないんですけどね。

皐月賞

2019年04月17日

皐月賞のファンタジストは13着。あの強力なメンバーに入っての良馬場での勝負だと、本質的に距離が長かったということになりそうです。次はNHKマイルCに向かい、ダービーは見送ることになったようです。ということで、現状、ダービーの騎乗馬がいなくなりました。ご指名をお待ちしております(笑)。

今週は土日とも京都で騎乗する予定です。マイラーズカップは、タワーオブロンドンがやめてしまったので、ここも騎乗馬がいないかもしれません。こういうことがよくあるのが競馬なんです。

月曜早朝のゴルフ、マスターズの最終日の中継。タイガー・ウッズ選手の優勝には感動しました。ヘルニアの手術を4回も乗り越えてきたというのは今回初めて知りましたし、マスターズを14年ぶりに優勝というのも、アスリートとしては考えられないことです。そりゃ、タイガー・ウッズだって泣きますよね。いいものを見せてもらいました。

ウオッカの思い出

2019年04月10日

先週、アイルランドから急逝の知らせが届いたウオッカの思い出。真っ先に思い出したのは、ダービーの4コーナー手前のシーンでした。ボクが乗っていたタスカータソルテの横を、風のように追い抜いて行ったウオッカを見送ったとき、心の中で「頑張れ!」と応援してしまった、あのときの不思議な気持ち・・。あまりの手応えの差を感じて、あそこからは一番いい場所から牝馬によるダービー制覇の快挙を見守ったボクがいました。めったにあることではありません。記憶にも記録にも後々までずっと残る名馬でした。

さて、今週は皐月賞です。天皇賞の日は香港遠征(ディアドラに乗せてもらいます)で日本にはいない予定ですから、ボクにとっては平成最後のG1となります。騎乗するファンタジストは、将来的にもかなりの活躍が期待できる器ですが、さすがのクラシックで強敵がドッサリいます。悔いを残さない騎乗で、中山競馬場を盛り上げるつもりです。大きなご声援をお待ちしております。

気持ちは来年に飛んでいます

2019年04月03日

ドバイ・ゴールデンシャヒーン(G1、ダート1200m)に挑戦したマテラスカイは悔しい2着。良いレースができた満足感はもちろんありますが、あそこまで来たら勝ちたかったのが本音です。好走と凡走の振り幅が大きいマテラスカイですが、メイダン競馬場の馬場は合っているようで、昨年に続いてのワールドクラスのパフォーマンスを見せてくれました。オーナーは早くも「来年も来る!」とおっしゃってくださいましたし、次こそは日本人騎手の意地を見せたいと思っています。アーモンドアイをはじめ、ほかの日本馬も強烈な存在感を出していましたし、ボクの気持ちは来年に飛んでいます。

クリストフ(ルメール騎手)が財布を落とし、ボクはクレジットカードを失くすなど、小さな事件はちょこちょこありましたが、財布もクレジットカードも無傷でボクらの手元に返ってきて、かなり感動しました。ドバイはいい国です。そんなことも含めて、いい遠征でした。

さて、今週は桜花賞です。桜もちょうど満開の見頃を迎えそうですし、阪神競馬場は一年で最も華やかな日になりそうです。ボクの騎乗馬は人気薄の伏兵シェーングランツですが、人気ほどの差はないと思っています。もともと、新馬戦で5着に敗退したあと、2戦目で大きな変わり身を見せた馬です。休み明けのチューリップ賞5着から、今回も大きく変わってくれそうな、そんな期待を抱いています。

花見がてらに、ご声援を届けていただけたらうれしいです。