日記・コラム DIARY

衝撃の世界レコード

2018年11月28日

 ジャパンカップは東京競馬場の調整ルームで観戦していました。芝生が短く刈り込まれており、朝から速いタイムでの決着が頻発していたので、レコードが出るだろうなとは思っていましたが、それにしても2分20秒台は驚きです。欧州でも指折りの先行馬カプリが追走で手一杯でしたから、数字通りの速さだったのでしょう。勝ち馬と、逃げて粘った2着馬は強かったと思います。

 ただ、こういう速い馬場を設定すると、外国馬がジャパンカップからますます遠のいてしまうという側面もきっとあるでしょう。香港の国際競走の賑わいと比較してしまうと、これでいいのかなとも思ってしまいます。

 今週はジャパンカップダートから発展して立派に定着した感があるチャンピオンズカップが中京で開催されます。豪華メンバーですが、ボクは騎乗馬がなく阪神で留守番役。2週連続でG1に乗れないのは少し残念ではありますが、どこで乗っても楽しいのが競馬。阪神で結果を出して盛り上げるつもりです。

女性騎手

2018年11月21日

JRAから発表された女性騎手に対する減量規定。これは世界的な流れに沿ったものですし、サークル全体に授かったせっかくの財産を短いスパンで失うことを避ける意味でも当然のことだと思います。騎手会全体で歓迎しています。

ただし、一部報道で「菜七子ルール」という表現があることには違和感があります。この新規定の考え方を騎手会側から要望したのは藤田菜七子騎手がデビューする前のことで、彼女の人気にあやかったわけではないのです。今後も騎手を目指す女性は増えるでしょうし、そうした流れを世界基準で支える意味であることを強調しておきたいと思います。それにしても、藤田菜七子騎手の頑張りと活躍ぶりは実に立派です。

さて、今週はジャパンカップです。騎乗予定だったマカヒキが回避となって、レースをスタンドから見ることになったのは残念ですが、故障ではなく体調が整わなかっただけというのは幸いでした。こんなこともあるのが競馬です。予定通り、土曜は京都、日曜は東京で騎乗するつもりです。

競馬の祭典

2018年11月07日

JRAのファンの皆さんが初めて経験された、1日でG1レースを3つ連続で楽しむ競馬。馬場側から見て、盛り上がってくださっているなとは感じましたが、ピークへの持って行き方に戸惑っているのかなとも少し思いました。米国では2日間で14ものG1が矢継ぎ早に行われるブリーダーズカップが開催され、まさに競馬の祭典の賑やかさ、華やかさに包まれるわけですが、その点で日本人はまとめてドンと楽しんでしまうことにボクらも含めて不慣れなのかもしれません。でも、これはまさに慣れの問題。例えば、2歳の牡牝のG1を同じ日に楽しんでしまうとか、そんなところから定着させていくのはアリなのかなとも思いました。

個人的にはマテラスカイの惜敗が痛恨。直線に向いたときに、真後ろにグレイスフルリープにつけられていたのは驚きで、ルメールの充実ぶりを認めないわけにはいきません。とはいえ、感心してばかりもいられないところです。頑張ります。

土曜日は、オジュウチョウサンで東京競馬場が盛り上がりました。7頭立ての1000万条件戦なのに、場内の声援は重賞を上回るそれ。そんな雰囲気の中で障害戦からの連勝を11まで延ばすのですから、スター性は文句なしです。ただし、時計的には強調できない内容。まだ伸びシロはありそうですが、真価を問われるのは次走かもしれません。