日記・コラム DIARY

さあ、有馬記念です

2014年12月25日

 さあ、有馬記念です。ボクは、このレースを最後に引退が決まっているトーセンラーとのコンビ。種牡馬という大事な仕事が待っているとはいえ、追い切りの動きはもったいないほど絶好で、まだまだやれるという惜別の気持ちをなんとしても結果につなげたくなったところです。今年から導入された枠順ドラフトでも、1番という好枠を引き当てたトーセンラー。インでじっと息を潜めて、展開が向くのを待つことにしましょうか。どんな結果が待っているのか、ボク自身が一番楽しみにしています。

 数多くの取材を受け、毎日のように関連のイベントに呼ばれるのが有馬記念ウィーク。このバタバタした忙しさは年末ならではのそれで、これはこれで心地よいものです。

 有馬記念翌日に行われる東京大賞典(ワンダーアキュートに騎乗します)で、一応の仕事納めとなります。いいこともあり、そうでないこともあった一年でしたが、終わり良ければすべて良しとできるように頑張ります。

ボクが勝っていない唯一の国内のG1レース

2014年12月17日

 メチャクチャ寒い栗東トレセンでしたが、いいこともありました。生キズナを目撃できたことです。先週帰ってきていたことは知っていましたが、今日は馬場に入って行くところを偶然見かけ、思わず駆け寄って行ってしまいました。お尻がたくましくなって、毛艶もピカピカ。文字通り、黒光りしていました。出走予定は2月の京都記念ということなので、ボクが乗るのはまだもう少し先になりそうですが、見るだけでウキウキした気持ちになります。

 さて今週は、今年から阪神競馬場で開催されることになった朝日杯フューチュリティSです。ボクが勝っていない唯一の国内のG1レースなので、そういう意味でいつも注目されてしまいます。今年の騎乗予定はアクティブミノル。逃げ脚を武器としている馬なので、本音を言えば今年までは中山でやってほしかったですね(笑)。追い切りの感触も決して悪くありませんでしたが、馬場状態が極端に悪かったので、調子の上がり下がりは読みにくいところです。どんな展開になるかわからないので、逃げるかどうかもはっきりとは言えませんが、もちろん、一発を狙う競馬をするつもりです。全G1制覇は、いつかやっておきたい記録ですからね。

東京オリンピックに競馬を!

2014年12月10日

 オリンピック種目にKeirin(競輪)があるのに、競馬はそうでないこと。誰も不思議に思ってはいなかったようですが、ボクは以前から競馬もそうなったらいいのになあと思っていました。

 そこへ飛び込んできたのが、開催都市が種目を追加提案できる案が承認されたというビッグニュースです。野球やソフトボール、空手などが早くも有力候補としてあがっているようですが、競馬人として、このビッグチャンスに声をあげない手はないでしょう。'20年の東京オリンピックに競馬、HorsRacingも堂々と名乗りをあげてほしいと、本気で考えています。

 想像してみてください。東京競馬場という立派な器に、世界中の馬が集まって4年に一度の大勝負。賞金なんかなくても、この上ない名誉と世界中の視線を集めての舞台なら、きっとすごいメンバーが集まるでしょう。発展途上国の参戦があってもいいですし、関係者にメダルがたったひとつしか与えられないとしても、栄光の記憶は代えがたいものに違いありません。書いているうちに、出たくてたまらなくなってきました。

 たとえ門前払いになったとしても、いま声をあげることは大きな意味があると思います。運動の委員長になる覚悟は決めているので、是非ともファンの皆さんのご賛同をいただきたく、この日記で訴えさせていただきました。

チャンピオンズカップ

2014年12月05日

 中山競馬場はスタンドの一部改修工事が無事に完成。今週から春以来の開催が始まります。週初めに内覧会が開催されて、人気キャラクターふなっしーとの初共演をしてきました。噂では、ふなっしーだけで少なくとも数千人はお客さんの入りが違うとか。ボクらジョッキーも、もっと動員力をつけなければいけませんね。

 せっかく中山のピーアールでしたが、個人的には今週は土日とも中京での騎乗となりました。土曜は金鯱賞のエアソミュール、日曜はジャパンCダートからチャンピオンズCに名称がかわったダート王決定戦に、ワンダーアキュートで頑張ってきます。特にワンダーアキュートは過去2年連続で銀メダル。8歳になりましたが、まだ力は衰えていません。なんとかしてあげたいレースです。