日記・コラム DIARY

菊花賞は残念な結果… 今後も精一杯の騎乗を続けます!

2010年10月28日

 菊花賞は残念な結果。ずっとバランスよく走っていたローズキングダムでしたが、最後のコーナーだけなぜか内にもたれてしまい、その分だけもたついて勝ち馬との距離が開いてしまいました。勝たせてあげたかったのはもちろんですが、どの馬の関係者もそう思っているのが競馬ですからね。次のチャンスに頭を切り換えて頑張ります。

 今週は天皇賞。最後のサンデーサイレンス産駒、アクシオンの騎乗依頼は本当に楽しみで、美浦トレセンまで追い切りに乗りに行ってきました。その感触は、まさに懐かしいサンデーサイレンス産駒の特徴に満ち溢れたそれ。動きもよく、ますます楽しみになってきました。ただ、週末はあいにくの台風の来襲。できるだけいい舞台で走らせてあげたいのですが、そういうわけにもいかないみたいです。とにかく、精一杯の騎乗をします。どうぞ、応援をよろしくお願いします。

 美浦トレセンでは、落馬事故で療養中のノリさん(横山典弘騎手)と久々の再会を果たすことができました。「ホントに騎手を諦めなければいけないのかと覚悟した」そうですが、いまはあの人らしい元気さが戻っていました。ジャパンカップあたりでは馬に乗っていそうです。つくづく思うことですが、ジョッキーの回復力は本当に素晴らしい。体が軽い、というのはそれだけ価値があるんだと思います。

菊花賞は馬の状態、枠順、文句なしです

2010年10月21日

 秋華賞のアプリコットフィズは精一杯戦っての3着。もちろん、戦う前は勝つつもりでレースを組み立てて臨むわけですが、やってみて結果はそれに及ばなかったとしても、気持ちのうえで納得のいくレースというのもあります。あのレースがそれでした。アパパネは本当に強かったですし、2着のアニメイトバイオの切れ味も素晴らしかった。アプリコットフィズもそれに続く成績を残したのですから褒めてあげてほしいと思います。いい競馬だったと思います。

 今週は菊花賞。ライバルのエイシンフラッシュが、今日になって回避してしまったのは残念な限り。その分、ボクのローズキングダムに人気が集まりそうですが、追い切りに乗ってみて、それに応えられるだけの状態に仕上がっていると感じました。枠順もど真ん中の5枠10番なら文句を言う場所がありません。今年も橋口先生の素晴らしい笑顔に迎えていただけるように頑張ります。

ビッグイベントへ、身も心もワクワクしています

2010年10月13日

 栗東トレセンは久々に華やかな雰囲気に包まれています。北海道に行っていた騎手が全員帰ってきましたし、本格的な秋競馬の開幕で報道陣の数もグンと増えていました。そうです、今週は秋華賞、そして来週は菊花賞と、京都競馬場でのビッグイベントが続くベストシーズン。ボク自身もチャンス十分の騎乗馬に恵まれていますから、身も心もワクワクしています。

 秋華賞で騎乗するアプリコットフィズは、栗東入厩で体調もばっちり。今朝は小島太調教師も来られていましたが、「乗るのは競馬だけでいい」と、追い切りはスタンドから見学させられました。さじ加減は付きっきりで世話をしている小島良太調教助手が誰よりもよくわかっているわけですから、こちらも納得の「お任せモード」です。もちろん、期待してもらっていい仕上がりと感じています。どうぞ、秋華賞当日の京都競馬場にはたくさんのご来場をお待ちしています。

めげずに挑戦を…… みなさんのおかげでした!

2010年10月07日

 凱旋門賞は皆さんご承知の結果。失格馬も出たラフな競馬になりましたが、みんなそれぞれに窮屈な思いをするのが競馬ですから、そのへんは仕方がないと思うしかありません。そんななかでナカヤマフェスタは見事な2着。あそこまで来たら勝ってほしかったので、ゴール前は心の中で正義(蛯名騎手)の応援をしていました。ニッポン代表としては本当に惜しい結果でしたが、めげずに挑戦を続けていることで、少しずつ最高峰に近づけている実感があるのはうれしい限りです。

 ヴィクトワールピサだって、この経験は得難いものになったでしょう。陣営からは「来年もまた」とおっしゃっていただいているのもありがたいことです。それにしても、正義の悔しそうなしかめっ面は印象に強く残りました。やれることはやった充実感がなければ、あんな表情は出てこないでしょう。少しうらやましく思いました。

 今日は栗東トレセンで調教に騎乗したあと、番組の収録に参加しました。珍しかったのは、よくあるトレセンの厩舎内ではなく、その周辺だったことです。「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系列)という番組の中の、「きたなシュラン」というコーナー。きたな美味い店をとんねるずのお二人とまわる人気コーナーで、今日はボクが知っている店にお連れしたわけです。悠々自適な隠居生活を楽しんでいる父(武邦彦元調教師)も呼んで、楽しかったですよ。

 その模様は是非テレビ(11月中に放送する予定だそうです)でご覧ください。ボク自身は、明日から調整ルームに入らなければいけない木曜日にしては、調子に乗ってちょっと食べ過ぎたかもしれません。でも、本当に楽しかったなあ。