日記・コラム DIARY

厳格な中にも柔軟な運用を

2008年07月30日

 先週土曜日は、めったに行く機会がない新潟競馬場で、今年の100勝目を刻むことができました。しかも、この馬の騎乗が、この日のメーンという気持ちで乗っていた、ツルマルジャパンでの達成。レコードのおまけ付きで今年の2歳馬としては最初のオープン入りを果たしたのですから文句なしです。スピードは満点ですから、今後は折り合いが課題になるはずです。楽しみな馬です。

 個人的には今年もいいペースで勝ててはいるのですが、ビッグレースでうまくいかないことが多かったのが不満といえば不満です。200勝は非常に厳しい数字ですが、可能性がある限りチャレンジするのがボクの仕事でしょう。

 日曜日は、夏の本拠地小倉に戻っての騎乗でしたが、皆さんご存じのように、降着、そして騎乗停止処分を科せられてしまいました。不名誉なことなので、あまり多くは語りたくありませんが、裁決基準を厳しくすることについては決して反対ではありません。ただ、それを一定にしてほしいということだけはお願いしたいです。

 今回の騎乗停止期間は、実効2日間。斜行は馬の癖も原因と認められて、最少のそれになりましたが、程度によっては1日、あるいは3日という裁定があってもいいのではないでしょうか。最近は、ほぼ4日間か2日間のどちらかですが、騎手の立場からすると、アウトは仕方がないとしても、1日ならまだ納得できるという気持ちがあることもわかってほしいです。

北海道から魚の美味しい小倉へ

2008年07月17日

 夏は、というよりも、他人から見ればボクはいつもそうなのかもしれませんが、色んな所を飛び回ることが多くなります。

 今週は、月曜から3日間開催された「セレクトセール」に、昨年に続いて潜入取材。「武豊TV!」のVTR撮影のフリをして、将来のクラシック候補たちを見てきました。話題の中心はやっぱりディープインパクトの初年度産駒でしたが、馬主さんたちはやはり冷静で、はっきりと実績を残しているアグネスタキオンの産駒に高い評価をされていたように感じました。夢はディープインパクト、お金はアグネスタキオン、ということでしょうか。ボクはもっと単純に、3年後のクラシックに連れて行ってもらえる馬はどれなんだろうか、という思いで見ていました。

 水曜夜はメイショウバトラーで川崎の重賞に挑みましたが、地方馬に完敗。勝つというのは、簡単ではありません。

 週末は大好きな小倉で騎乗します。真夏でも美味しい魚が途切れることがないのがこの街の素晴らしいところです。競馬も熱く盛り上がりそうです。

プライベートタイムを満喫

2008年07月10日

 月曜日、妻の誘いに乗って珍しく映画館へ。映画は海外遠征のときの機内でまとめて見たり、自宅でDVDになったものを少し遅れてから見たりしますが、ロードショー上映はかなり久しぶりでした。妻が「どうしても」というので付き合ったのですが、これが期待をはるかに上回る面白さで、大口を開けて笑ってしまいました。「マジックアワー」という日本の映画です。妻も喜んでいましたが、ボクはそれ以上にツボにはまりましたね。

 火曜日は、競輪の寛仁親王牌の決勝を見に前橋まで出かける予定でしたが、いざ出かけるだんになって電車の時間がギリギリだということに気がつきました。で、近所のびわこ競輪場へ行き先を変更。これにも妻が喜んでついてきました。競輪場はなぜか二人で行くといいことがあるんです。この日も、彼女がキャッキャと喜ぶ展開になりました。平和な、文字通りの平日をすごしていました。

 水曜日は超人気の白毛馬、ユキチャンで挑むジャパンダートダービーでしたが、不運にも当日になってジンマシンが出てしまい、除外ということになりました。あの、この世のものとは思えないほどのきれいな馬体がジンマシンに侵されている姿をファンの皆さんにお見せするわけにはいきません。残念ですが、次の機会にまた、と気持ちを切り換えるしかありません。

大きな借りを作ってしまった気持ち

2008年07月02日

 宝塚記念は、なにか釈然としない思いが残る2着。アサクサキングスは、道悪のときにフラフラするのがわかっていただけに、注意して乗っていながらやっぱり寄られたというのが悔しいのです。

 直線の不利だけがクローズアップされているようですが、実は3コーナーから4コーナーにかけて、同じ馬に外に張られているというのも見逃してほしくありません。

 と言っても結果は結果です。G1を勝つというのがいかに大変なことなのか、いま改めて実感させられています。頑張ったメイショウサムソンには、大きな借りを作ってしまったような気持ちです。