日記・コラム DIARY

今週もG1レースが続きます

2021年12月01日

 ジャパンカップは、待ち焦がれていたジャパンの背中でコントレイルの素晴らしい走りを見送ることになりました。ゴールを過ぎてから福永騎手が珍しくほえていましたし、大仕事をした達成感はよく理解できます。心からおめでとうと言わせてもらいました。

 初めてまたがったジャパンは、なんとも言えないほど気品のある素晴らしい馬でした。ただ、本当の旬は過ぎていた感があり、2年前の凱旋門賞(直前に出走取り消し)で乗っていたらどうだったんだろうとか、色々思わせてくれました。あんな素晴らしい馬とのご縁を繋いでくださった松島オーナーにも感謝です。

 今週もG1レースが続きます。チャンピオンズカップは、2年連続3着のインティに騎乗。一昨年は逃げて、昨年は2番手から。その間、勝つことができずに来ていますが、手の内は広がっています。なんでもできるようになったインティですから、枠順が出てから十分に戦略を練って臨みます。まだ、旬は過ぎていないと信じたいです。

 今日はこれから船橋競馬場に移動してナイターで行われるクイーン賞に参戦します。中央勢は、ルメール、川田、岩田望とボク。寒さを吹き飛ばすような熱戦に期待してください。

オブライエン調教師の馬に乗れるというワクワク感

2021年11月24日

 勝ち馬のオーナーのみの権利としてあるレース後の口取り式に、先週から騎手の参加が解禁となりました。コロナ禍で仕方のない措置ではありましたが、ジョッキーの立場としても勝ったときだからこそお会いしてお礼を申し上げたいわけで、こちらとしても待望していました。

 今年7月のセレクトセールに初めて参加され、いきなりトップバイヤーに躍り出られた藤田晋オーナーは、それからすぐに持ち馬が走り出し、土曜の東京6レースで勝ったデュガが6勝目という強運の持ち主です。しかし口取り式で勝ち馬の騎手としてお会いするのは今回が初めて。非常に喜んでもらえたようで光栄でした。ふと気がつくと、ほとんどのレースでオーナーさんが下りて来られているようで、やっぱり楽しみにされていたんだなあと、うれしくなりました。このままコロナの収束となってくれたらと、切に願います。

 今週は土曜の阪神で行われる京都2歳Sに、トゥデイイズザデイが出走します。追い切りは気持ちいいぐらい動いてくれる馬で、今回も感触は上々。初戦は逃げ切りでしたが、操縦性に優れている馬なので対応力にも期待しています。クラシックが見えるようなレースをしてほしいです。

 そして日曜日はジャパンカップ。エイダン・オブライエン調教師の馬に乗れるというワクワク感を想像していただけるでしょうか。厩舎スタッフの隔離期間の問題で今朝は乗りに行けませんでしたが、イメージはできています。

 外国馬の参加が薄くなって久しいジャパンカップですが、今年の3頭はなかなかの粒揃いだと思います。いつものように「どうせ日本馬だけの戦い」と軽視するのは危ないですよ。と独り言を言っておきましょうか。

いまから楽しみしかありません

2021年11月17日

 今年のジャパンカップの騎乗馬が決まりました。世界一の名匠とも言われる、アイルランドのエイダン・オブライエン調教師が管理する5歳馬、ジャパンです。昨年の凱旋門賞でもオファーをいただき、それが直前の出走取り消しで幻となった因縁がありましたから、ついに乗れるという気持ちです。3歳時にパリ大賞とインターナショナルSというG1レースを制した一流馬。いまから楽しみしかありません。

 先週は、土曜日の阪神ダート1800mの新馬戦を楽勝したジュタロウとの出会いが印象的でした。2着馬に2秒4という大差をつけて、賞金圏内の5着馬をタイムオーバーに巻き込む凄い走りでした。兄デシである河内洋厩舎の管理馬から出た大物。父は世界最高賞金のペガサスワールドカップを勝ったアロゲートで、日本に輸入されている少ない産駒の中から、これが2頭目の勝ち馬です。よほど日本の競馬に合うんだろうなと思ったのですが、昨年、7歳の若さで亡くなっているそうです。ジュタロウは、適鞍が見当たらない年内はとりあえず使わないそうです。世界を目指すべき馬に成長してほしいものです。

 今週はマイルCS。ボクの騎乗馬サウンドキアラは伏兵中の伏兵といったところでしょう。これが京都なら、と言いたい戦績ですが、阪神でも走ってきたので密かに期待です。