日記・コラム DIARY

勝つことは大変なこと NEW

2018年09月26日

先週水曜日は調教師試験の一次試験。同期の蛯名正義騎手、4期下の四位洋文騎手の初受験が話題を集めていました。今朝、四位君はいつものように調教に騎乗していましたが、表情はどことなく優等生。猛勉強の成果が試験結果に反映されたような顔でした。エビちゃんの手応えは聞いていませんが、彼のことですからしっかり勉強していたはずです。ボクですか? 一年間机にかじりついて勉強する自分の姿を見てというのがいまだに想像できません。

今週は土曜は阪神で騎乗したあと、日曜は中山へ。土曜日は質量ともにいい馬が集まった感じがするので、あと3勝まで迫ったJRA4000勝という区切りをサッサと済ませてしまいたいというのが本音です。といっても、勝つことは大変なこと。公平に見て、リーチまで行ければ上出来でしょうか。もちろん、精一杯頑張ります。

週明けは凱旋門賞へ向けて、フランスへ出発します。台風24号の不気味な動きが気になるところで、とにかく無事に飛んでくれることを願っています。それよりも、これ以上の台風被害は勘弁してほしい。被災地の皆さんのご苦労を思うと、それしかありません。

4000勝まであと4勝

2018年09月20日

クリンチャーのフランス初戦は、凱旋門賞と同じ競馬場、同じ距離のフォア賞(ロンシャン競馬場、芝2400m、G2)でしたが、残念ながら6頭立ての6着に終わりました。勝ち馬の強さと、前哨戦とはいえ逃げて失速してしまった事実は認めなければいけませんが、こちらには叩き良化型の強みと、意外性という武器が残っています。クリンチャーが、これまで凱旋門賞に挑戦してきた日本馬より実績が不足していることはフランスの関係者にもよく知られていますし、本番はおそらく全くのノーマーク。そこに付け入る隙を探したいと思っています。あとは雨。これまで海外のビッグレースに挑戦して天気が崩れることを願ったことは一度もありませんでしたが、今度ばかりは馬場の悪化を望みたいですね。

今週末は土日とも中山で騎乗します。土曜の目玉は九十九里特別のオジュウチョウサンだったのですが、同馬の回避でボクとしても少し寂しい気持ち。セプテンバーSのモズスーパーフレアで、スカッとできないでしょうか。日曜のメーン、オールカマーのダンビュライトとともに、今週は音無厩舎にお世話になります。

JRA通算4000勝まであと4勝。どういうわけか、フランスの関係者にも会う人ごとにその話題を振られたことに驚きました。「次にこちらに来るときは達成しているよね」とも言われ、そんな簡単じゃないぞと返したい気持ちを我慢してきました。そういう意味でも、早く区切って気持ちを楽にしたいというのが本音です。

今週はフランスにいます

2018年09月13日

今週はフランスにいます。少し長い遠征になっているラルクは、リステッドレース(準重賞)に出走して8着。いいペースで逃げることができましたが、最後は捕まってしまいました。でも、これもきっといい経験になるはずです。

凱旋門賞を目指すクリンチャーは、今週がその前哨戦のフォア賞。昨日追い切りを行ないましたが、非常にいい息遣いと動きでした。本番前ですから100%の仕上げというわけではありませんが、こちらの環境にうまくなじんでくれているのは何より。週末のレースが楽しみです。

こちらフランスでも、大雨、台風、地震と立て続けに災害に見舞われている日本を気遣う声を聞くことができました。被災された方には改めましてお見舞いを申し上げ、テニスの大坂なおみさんの快挙に胸を震わせつつ、いまこそ競馬でも日本の力を見せたいと思っています。