日記・コラム DIARY

挑戦を続けるのみ

2019年10月09日

凱旋門賞は、ご承知の通り日本馬がことごとく後方に敗れてしまいました。日本では考えられないぐらいに力を要する馬場になったことも敗因の一つでしょうが、それだけではないことも確かです。だからといって、挑戦をやめてしまったら引き離されるだけ。ドバイでも香港でも、日本の馬のレベルが世界レベルに上がっていることは証明済みなのですから、今後も挑戦を続けるのみです。遠いように見えて、実はゴールはすぐそこにあるのかもしれませんから。

今回、フランスギャロ(競馬統括団体)から、レース直前に「これを着けて」と言われたのは50グラムほどの超小型カメラでした。ヘルメットのひさしの下に装着すると、違和感はゼロ。レース中はその存在を忘れていたほどです。

ギャロのホームページには、凱旋門賞のボク視点のレース映像が上がっているのですが、それを見てもらえば様々なことが伝わると思います。フィエールマン、ブラストワンピースを含めて、先行した馬が最後の直線で下がってくるシーンが一つ。後方から無欲で運んだボクのソフトライトの手応えが想像以上に残っていて、残り200mぐらいでオッと思いながら外に持ち出したところなど、自分で見直しても新鮮でした。是非、ご覧ください。

今週末は台風の動向を気にしながらの三日間開催。ボクは東京、京都、京都という予定ですが、さてどうなることでしょうか。秋華賞を含む競馬でもありますし、なんとか無事にという思いです。

凱旋門賞ウィーク

2019年10月02日

今週は凱旋門賞ウィークでフランスに来ています。先週もお伝えしたように、凱旋門賞の騎乗は一旦なくなりましたが、直前で別の騎乗依頼に恵まれました。ほかの重賞にも楽しみな騎乗が控えています。10月の1週目は、やっぱり毎年ここにいたいと、改めてそう思っています。

節目節目に競馬を真摯に特集してくれる、スポーツ誌「Number」から秋競馬特集号が出ます。ボクは、クリストフと二人でディープインパクトについて、凱旋門賞についてなどなど、熱く語り合いました。クリストフの日本の競馬に対する理解度の深まりと、日本語の上達ぶりは驚くほど。そこも含めて、読んでいただけたらうれしいです。

ちなみに、表紙はボクとクリストフのツーショットだったはずですが、ラグビーワールドカップの、ニッポンの歴史的勝利でそちらに持って行かれたそうです。もちろん、それも納得。次は、競馬が歴史的快挙をやって表紙を奪ってみたいものです。

この上ない幸せ

2019年09月26日

またまた、うれしいオファーをいただきました。凱旋門賞当日のロンシャン競馬場に、昨日お知らせしたサラヴァンのほかに、2頭の騎乗依頼です。皆さんのご想像通り、いまからワクワクした気持ちを抑えられません。

1頭は、ヘルタースケルターという牡の2歳馬です。2歳牡馬牝馬のG1「ジャンリュックラガルデール賞」(芝1600m、G1)に出走するジャン・クロード・ルジェ厩舎の所属馬。オーナーは(株)キーファーズさん。本当にありがたいことです。

もう1頭は、社台ファームの吉田照哉さんの持ち馬で、コムという牝の3歳馬。こちらもジャン・クロード・ルジェ厩舎の所属で、仏1000ギニーの2着がある実力馬です。凱旋門賞当日の「オペラ賞」(3歳以上、牝馬、芝2000m、G1)か、前日のロンシャンで行われる「ドラール賞」(3歳以上、芝1950m、G2)のどちらかに出走するということで、重ね重ね本当にありがたいオファーです。

凱旋門賞のブルームは体調が整わずに回避となりましたが、そのお話があったおかげで、フランスで最も華やかな10月1週目のウィークエンドに3頭もの騎乗予定が上がるというのは、この上ない幸せです。